まだ生きてる

無職、一人暮らし、元オタク、精神障害手帳2級、荒れ果てた部屋を掃除しつつ、立て直していきたい。生活と記憶の日記。

一晩に幾度か目が覚める。

とんでもなく寒い。あまりにも寒いので、今日は一日部屋で過ごそう、と考えていたのに、逃げるように近所の喫茶店に来てしまった。本日のコーヒーを購入して、コーヒー代で暖房の効いた場所と、ひざ掛けと、インターネット(freeWi-Fi)を確保する。

 

私の自室は古いアパートで、フローリングには何も敷いていなくて、暖房はあまり効かない。椅子は無い。テーブルも低いテーブルしかなく、かつテーブルの表面の塗装が剥げている。クッションはあるが丸くて平たくて小さい。

そしてネット回線が無い。パソコンはあるが、ノートパソコンである。ワープロ程度でいい、と数年前に購入したものだ。

 

お金の使い方がヘタである。

一杯のコーヒーで朝から夕方~夜まで居させて貰う。お店の気風に甘えている。似たような客が複数居る。時にはfreeWi-Fiと電源だけ借りて、飲み物は持ち込んだペットボトルの若い男性客もいる。(なぜかこのお店には持ち込みのみの客がいる。そして、持ち込み客の大半は男性だ。Wi-Fiと椅子を借りてるだけの小学生? らしき子どもたちもいるが、軒並み男子である。そして彼らを見て、羨ましい、と思う。私はあさましい。ごく普通の喫茶店なので、本来は商品を買わなければならない。当たり前のことだが。)

 

そんなふうにしていまブログを書いている。

スマートフォンを所持しているのでスマートフォンから更新も出来る。というかネットはスマートフォンで概ね問題なく使えている。)平たく言えば場所代なんだが、書きだしてみると、お金の使い方がへたである。コーヒー代を野菜代にでもして料理したらいいのに。それが出来ない。

いつか今を気がくるっていた、あんなお金の使い方をするなんてばかだ、と考える日が来るかもしれない。

 

本題。

昨日は早々に眠剤を飲んで、床についた。

年が明けてから、なぜだか『眠剤を飲んだ後の強烈な食欲』がなりを潜めている※。代わりに、眠剤を飲んだ後、妙にうきうきして、テンションが上がって、古い知人にちょっとしたメッセージを送ったり、送りそうになるのを我慢したりしている。ただ、テンションは上がっているものの、横になってしばらくすると眠剤が体のすみまでいきわたるような感覚がやってきて、ふ、と気を失うように、眠る。

そして目を覚ます。

部屋は暗い。部屋の外も暗い。カーテン越しに電気の明かりがほんの少し滲んでいる。夜なんだろう。静かだ。

枕元のスマホを手に取って時間を確認する。21時49分。夜だ。

夜なのに目が覚めてしまった。入眠してから一時間したかしてないかだ。喉が渇いているせいかもしれない。起き上がって、台所に向かい、台所で水を飲んで、布団に戻る。まだ眠剤が残ってる。目を瞑ってじっとしてさえいたら、眠れるはずだ。じっとする。布団はあたたかい。あたたかく、かつすこし、湿っているように思う。気が遠くなって眠る。

そして目が覚める。

部屋は暗い。部屋の外もしっかり暗い。カーテンの向こうも暗い。真っ暗だ。きっちりと夜なのだろう。車が通る気配もない。

枕元のスマホを手に取って時間を確認する。02時10分。深夜。

喉が渇いているような気がしなくもない。起き上がりまた台所で水を飲み、トイレも済ませて、布団に戻る。布団はあたたかい。どこかあたたかさのある湿り気もある。私は毛布を1枚と掛け布団を3枚とシーツを1枚重ねて眠っている。友人の家に泊まる時、年若い友人も同世代の友人も年上の友人も掛け布団が1枚であったり2枚であったりしていつも勝手に心もとない。それはともかくとして、眠る。

また目が覚める。まだ暗いが、もしかしたら朝か? と思う。時計を見る。03時48分。

お腹が空いているのかもしれない。そういえば4日はあまりものを食べていなかった、かもしれない。冷蔵庫を開ける。牛乳を飲む。軽く歯を磨いて口をすすぐ。眠れるだろうか、と考えながら目を瞑る。どうも寝た気がいまいちしない、と感じながら。中々寝付けない。

目が覚める。

時計を見る。06時14分。朝だ。

迷う。起きてもいいのではないか、と迷う。迷うものの、再び目を瞑る。だってなんだか何度か目を覚ましてしまって、眠りが中断されてしまって、満足していない。目を瞑る。だが眠ることは出来ない。目を開ける。時計を見る。06時27分。(7時になったら動き出そう)と考える。ぼんやりしているとわずかに寝落ちする。目が覚める。7時。スマホを軽くいじり、『うつ度チェック』でうつ度をチェックする。「あなたは重度のうつです。すぐに病院へ」という診断結果を見て、そこまで重度ではないような気がしているのだが、と思う。気づけば7時30分を過ぎている。流石に起きよう。

 

起きて、お湯を沸かし、玄関を掃いて、枕をあげて、ふとんを一旦折って、顔を洗い、カフェオレをいれて、飲む。ふとんを畳む。掃除機をかける。換気する。今日は洗濯機が届く日だ。洗濯機を設置して貰う日だ。防水パンに掃除機をかけて、軽く拭く。洗う服を分ける。一部ネットに入れたりする。掃除機の内側をお湯と中性洗剤で洗って、干す。昨日、物干しざおを買ったのだ。準備は万端だ。だがとんでもなく寒い。ツイッターで、昨日雹だか霰だかが降ったことを知る。

「5日の朝に電話します。何時に洗濯機を届けるか電話します。」と、電気量販店で説明を受けたのだった。近所の喫茶店までは徒歩で5分もかからない。だから、喫茶店で電話を待とう、と思う。部屋が冷え込み過ぎている。

 

そうして今喫茶店にいる。午前10時を過ぎている。

スマホは鳴らない。

 

 

-読んだ本

『家事の花道』近藤典子

 家事の本。工夫の本。最低限の知識、が欲しい人間にとっては情報量が多すぎた。DIYや、和室の手入れについて等、(私にとっては全くと言っていいほど)必要ではない情報が多い。この本の通りにしたらかえって収納という名のごみを増やすだろう、私には適してない、ある程度以上、片づいている、自分自身で収納に工夫をしている、出来ている人向けの本だろうと思う。適している人にとっては良い本なのかもしれないな、と思う。

『家事のルールとコツ 285』

 家事の本。実用的。情報が少し多いが、ルールとコツ285と掲げているので、多さには納得している。基礎的に思う事柄と、かつてそのようにしていた筈だが忘れていた事と、知らなかった事と、2015年の本なのだが、ここ数年で新しくなった洗剤についてなどが書かれている。結構参考に出来る。部屋に一冊あっても重宝するかもしれない。

『五月の雪』クセニヤ・マルニク

 ロシア系作家による短編集。情景が非常に美しい。一話ごとにキーになるようなアイテムがあって、それがとても印象に残る。『イタリアの恋愛、バナナの行列』の中のシルクのドレスを想像すると思いに耽ってしまう。

 

以上図書館で借りた本。働いていた頃の、本を処分することに躊躇いがあった頃の私ならば『五月の雪』は購入していたんじゃないかと思う。

 

ところでスマホはまだ鳴らない。午前中に洗濯機を回したい、と考えているが、中々予定通りにはいかないものなんだろう。

 

※…仮説。友人宅で過ごした期間、友人の手料理で野菜やお肉を食べた。もしかしたら、炭水化物や単調な卵等ではない、きちんとした食事をすると、『抗いがたい食欲』はやってこなくなるのではないか?

仮説2 『抗いがたい食欲』は月経前と月経中がひどかった。年末前に終わったので、山を越えたのではないか。

 

追記:中々洗濯機が届かないのでカスタマーセンターに電話をした。「昼~14時に届けます」という返答を貰った。ままならない。

追記2:2回に分けて洗濯をして、干した。風がちょっと強いが、なんとかなるだろう。いつでも洗濯出来るのは良い。