まだ生きてる

無職、一人暮らし、元オタク、精神障害手帳2級、荒れ果てた部屋を掃除しつつ、立て直していきたい。生活と記憶の日記。

朝のルーチン。ふつうのひとはどう生きてるのだ

生きてます。

 

2019年10月某日。切れっぱなしにしていた電球を取りかえた、をきっかけに、荒れ果てた汚部屋を片づけ始めました。

本や服や紙や鞄や靴やスーツケースや箱や保存食や年単位でほったらかしにしていた米櫃やお酒をどんどん捨てて、捨てていくと同時に、「人って、どう生きてるんだろう?」という事を考えるようになりました。

哲学的な意味ではなく、実際に、どう過ごしてるんだろう。

私はまだかろうじて人間の形をしていたころ、どうしていただろう。思い出せない。

 

そう考えて、何をしたかというと、「ルーチン 一人暮らし」「ルーチン 女子」でGoogle検索、YouTubeです。

私がぼんやりと毎日寝たり呻いたりツイッターに入り浸ったり絵を描いたりしてる間、YouTubeでは日々の暮らしを公開する人たちが増えていたのだった。

彼女、彼たちは勿論大抵働いていて(時に学生だったりするが)、そっくりそのまま暮らしぶりを真似することは出来ないが、幸か不幸か今の私にはあまり物欲が無く、彼女たちが持っている化粧品には心が動かないし、雑貨には無の気持ちだし、家具にはちょっとしか心が動かないので(家具は便利そうだなあという気持ちが働く)、手が届かなくても心理的に苦しくない。

 

朝起きて、カーテンをあけて、歯磨きをして、料理をしたりする人々の暮らしの動画。そっか、休みだからって昼まであるいは夕方まで寝たりしないんだな。寝込んで一日終えたりするのは、ひとによってはあるだろうけど、しょっちゅうじゃないんだな。ぐうたらするといいつつ、掃除してるな……と、初めて人の暮らしを学ぶ人のような気持ちで、動画を漁っていました。

 

そっくり真似は出来ない。電子レンジもないし。

 

というところで落としどころとして、今は以下を朝のルーチンにしています。

 

①起きる

②掛け布団、毛布を半分に折る(湿気を取るため放置)

③リビングにある小さいゴミ箱を台所に持っていき、ゴミを台所のゴミ箱に捨てる

④お湯を沸かす

➄玄関をミニほうきで掃く

⑥まくらを上げる

⑦歯磨きをする

⑧お湯でカフェオレをいれたり粉末スープを作ったりして、飲む

➈顔を洗う

※⑧、➈は順不同

⑩歯磨きをする

⑪布団を畳む

 

※ごみの日には③の後にごみ捨て

※外に出たらポストを見る

 

11月に、『ルーチンにしてしまうこと』としてこれらを順不同で書き連ね、朝起きる度にメモ書きを見ながら行動し、おおよそ週間がついたので、今朝この順番が一番動線・時間配分として無駄がないかな、と整理しました。にんげんいちねんせい。

朝のルーチン。ふつうのひとはどうしてるんだろうな、と思いながら、⑪まで終わったら、あとはフローリングを拭いたり、キッチンを拭いたり、靴下を洗ったりしています。

ふつうのひとはどこかで『朝ごはんを作って食べる』があるんだろうな、私もいつか『朝ごはんを作って食べる』をルーチンに入れたいな、というのが今の一種の目標です。なんじゃその低い目標って感じかもしれないんですが、いつか、朝、目玉焼きとか野菜炒めとか作って食べられるようになりたい。

 

昔人間の形をしていたころ、朝起きて身支度をしつつ、トースターでパンを焼いて食べてた記憶があります。トースターは壊れてしまって、壊れたトースターを年単位で放置したのちにそうじをはじめてからやっと捨てた。たぶん数か月前のほとんど毎日寝込んでいるばかりだった頃よりは人間として形を取り戻しつつ、いつか就職したら、『暮らすための家電や家具を揃えよう』という目標を立てています。オーブンは急ぎではないので、いつか、就職出来たら。いつかが来るのか、わからないけれど、いつか。