まだ生きてる

無職、一人暮らし、元オタク、精神障害手帳2級、荒れ果てた部屋を掃除しつつ、立て直していきたい。生活と記憶の日記。

眠りにつくまでのおよそ45分。

毎晩眠剤を飲んでます。

飲まないとほとんど一睡も出来ない。入眠出来ない。運よく明け方ごろ眠れても、一時間で目が覚める。典型的な睡眠障害です。眠剤を飲んでも、中途覚醒はあるけれど、それでも眠剤を飲めば眠ることが出来る。

 

眠剤を飲むと、気持ちがふわっとして、頭がぼうっとして、そしてお腹がすきます。ただしくかつ比喩をまじえて表現するなら、漠然と何か食べたいという気持ちがお腹のあたりからやってきます。

ものすごく、何かを食べたい。

でも、何を食べたいか分からない。

何を食べてもこの漠然とした気持ちは埋まらないだろうということも分かる。でも食べたい。何か食べたい。口にしたい。噛みたい。

 

誘惑に負けて、立ち上がって近くのスーパーまで走って、お惣菜を買う。お惣菜ならまだいいほう。菓子パンがおいしそうにみえて、菓子パンを買う。スナック菓子を買わねばならないような気がして、買う。200~500円、使ってしまう。

 

部屋に戻ってもそもそ食べる。勿論満たされないが、お金が無いからこれ以上は買えない。というか、この200円だって本当は、こんな使い方するもんじゃない。つらい。でもお腹が空いてたんだ。欲と衝動に抗えないんだ。歯を磨いて眠る。

 

真夜中に一旦目が覚める。食べた記憶はある。虚しさがやってくる。衝動は消え失せている。

食べても満足しないのに、なんで食べたんだ。お金も無いのに、どうしてこんな使い方をするんだ。おいしいと感じもしないのに。

 

入眠前のおよそ45分くらいが鍵で、薬を飲んで眠りに落ちるまでの一時間足らずが私にとって毎日の勝負です。今日という今日は、何も食べずに寝てやる。ぜったい。と思いながら薬を飲みます。昨日はカニカマとじゃがりこを買って食べてしまった。こんなことに使うお金なんて無いのに。

 

今日こそ勝ちたいです。朦朧とした45分。人としての理性を、どうにかして、保ちたい。どうにか。