まだ生きてる

無職、一人暮らし、元オタク、精神障害手帳2級、荒れ果てた部屋を掃除しつつ、立て直していきたい。生活と記憶の日記。

所有するという欲。

およそ1000冊以上(同人誌含む)の本をここ2ヶ月で処分したと思います。本が嫌いになったわけでは勿論無くて、空間がにっちもさっちもいかなくなったから処分したものが大半です。

でも不思議な話で、処分すれば処分するほど、欲が失われていく。

かつて大事だったけどもう私には必要ではなくなった本、読み返す頻度が下がっていた本。読んだ本、読みたい本、読んでる途中の本の背表紙や表紙を眺めることはある種の幸せや楽しみではありましたし、今残してる本の中にも、眺めて楽しい本を数冊残しています。ただごっそりと手離したので、『眺める楽しさ』と地続きの所有欲は、手離すと同時に失われていったように思います。

 

厳選した数十冊だけにしよう、と決めて、厳選した本を残していたはずですが、先日何を思ってか、とても大事にちびちび読み進めていた本を2冊、売りました。小銭になりました。

「この本も手離せるなら、もう手元に必要な本なんてないのではないか」と、体がすうすうするような感じです。

 

所有するという欲、以外にも。何かが私から消えてしまっているような気がします。

消えたほうがよかったものなのかもしれません。消えてくれてないと生きていけないものかもしれない。執着とか、希望とか、生きがいとか、熱意とか、そういうもの。人並みだったり楽しかったりする生き方を望んでいては生きられないのかもしれない。そして実際、もう望んでいない。望んでいないというか、望むことが出来るほど現実から目を背けて夢見る体力も気力もない。

 

手元に3冊だけ残した同人誌、残したはいいものの、一度も読んでいないんです。駿河屋にまとめて送る時、一緒に送ってしまえばよかったかなあ。3冊だけだと送料がかかってしまう。どうにも片手落ちというものです。

 

今日はひととおり掃除機をかけたあと、布団を干して、窓を拭きました。玄関のそうじも昨日に引き続きやや念入りにしてみました。

明日もしくは今日の午後は窓そうじをもうちょっと本格的にやってみようかなあと思っています。なう。

 

何にもない部屋になってしまったらどうなるかわからなくてこわい。

 

追記)

ぞうきんを買って窓を拭きました。